ポリエステル系熱可塑性エラストマー
プリマロイ® CPとは
プリマロイ® CPは、脂肪族ポリエステルで構成されたCP200シリーズと、ハードセグメントに脂肪族ポリエステルブロック、ソフトセグメントにポリエーテルブロックを用いたCP300シリーズからなる三菱化学の新規ポリエステル樹脂材料です。
ポリエステル樹脂としての耐熱性に加え、高い透明性、耐薬品性を有しております。

プリマロイ® CP(CP300シリーズ)の特徴
- 結晶性樹脂でありながら、高い透明性と光沢感 を有しています。
また、ポリエステル系樹脂特有の 耐熱性 と、軟質塩化ビニル樹脂のような 柔軟性 を併せ持っており、
単体、または複合化して使用することにより、従来にはないユニークな成形品を得ることが可能です。
- 構造中に芳香環を持たないため、耐候変色性 に優れます。
- 芳香族系ポリエステルエラストマーと比較して、衛生性 に優れます。
- ポリカーボネートや塩化ビニル、ポリエステル系樹脂に対して高い親和性を示し、二色成形や共押出成形などによる熱融着 が可能です。
[融着可能な硬質樹脂]
・ポリカーボネート樹脂(PC)
・塩化ビニル樹脂(PVC)
・ポリエチレンテレフタレート系樹脂(PET等)
・ポリマーアロイ(PC/ABS等)
- 射出成形、押出成形、インフレーション成形などの成形方法が可能です。特に押出成形や水冷のインフレーション成形に好適です。
プリマロイ® CP(CP200シリーズ)の特徴
- 優れた 透明性と耐薬品性 を有します。
- 溶融混合によりポリカーボネートと完全相溶します。
これにより、ポリカーボネートの透明性を損なうことなく、柔軟性や耐薬品性の向上を図ることが可能です。
- ポリカーボネートと他の透明エンプラの相溶化材として使用することにより、従来では透明性を得られなかったポリマーアロイを透明にすることが可能です。
[透明ポリマーアロイが可能な相溶樹脂]
・ポリエチレンテレフタレート系樹脂(PET等)
・アクリロニトリル-スチレン共重合体(AS)
・スチレン系共重合体
- 延伸工程により、優れた耐熱性と透明性を得ることが可能です。また、一般的な芳香族ポリエステルと比較して低分子量成分が少ないため、低分子量成分のブレートアウトによる汚染が抑制できます。
プリマロイ® CPのグレードラインナップ
グレード表